SCIS2013レポート SCIS2013 Report

2013年暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS2013)に、M2の石井将大君が論文発表を行いました。

タイトル:A Change of Basis of a Pairing-friendly Field

前回のコンピュータセキュリティシンポジウム(CSS2012)で発表した拡大体上の乗算のGPGPU上での並列実装として検討してきた課題に加え、今 回、効率的な乗算が行える拡大体の構成への基底変換について得られた知見を整理し、発表を行いました。特に、拡大体F_{p^m}における基底間の基底変 換行列の生成手法など優れた業績を出されている岡山大学の野上保之先生からもご講評をいただき、発表後も議論させていただくなど大変有意義な場となりまし た。数論分野は大変難しく、理論的な攻め方としての正しさを見誤ることが多いとされています。今回の発表を踏まえ、野上先生たちのグループとご議論させて いただくスタート地点となればと思っています。

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NAIST inet-lab 石井将大君の発表

また、私が座長をしておりましたセッションには、北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科の面和成先生の研究室に属する森俊貴君が「Nexat を用いた攻撃予測に関する考察」というタイトルで発表されておりました。森君は、IT-Keys第5期生の学生さんでもあり、初めての学会発表ということ で多少緊張されていたようですが、今後の活躍がますます期待できるものと感じました。

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JAIST 面研究室 森俊貴君の発表

引き続き、我々も暗号研究分野で良い成果を出していけるように頑張ってまいります。

by Atsuo INOMATA