USB3.0 Gigabit Ether AdapterをRaspberry Piで動かすUSB3.0 Gigabit Ether AdapterをRaspberry Piで動かす

大平です。

ちょっと遊ぶのに色々と使い勝手のいいRaspberry Pi。 しかしネットワーク屋としては、Etherの口がひとつだと悲しくなることもしばしば。 ということで、手元にストックのあったUSB3.0 Gigabit EtherアダプタをRaspberry Pi上で使えるようにしたので、その手順を備忘録をかねて。

材料

  • Raspberry Pi本体+SDカード(Raspbianが入っているものとして以下の話を進めます)
  • USB3.0ハブ(本体のUSBポート数で足りるなら不要)
  • USB3.0 Gigabit Etherアダプタ(Logitec LAN-GTJU3)

やるべきこと

刺しただけで動けばよかったのですが、さすがにそういうわけにはいきませんで、USB3.0 Gigabit Etherアダプタのカーネルモジュールを作ってロードする必要があります。 このアダプタで使われているチップはASIX AX88179です。

手順

  1. ドライバをダウンロードします。
  2. 解凍後、ディレクトリの中に入って、makeします。
  3. 失敗します(てへ
  4. 今回組み込むモジュールの本体となるべきカーネルイメージと、モジュール作成に必要なヘッダファイルを以下の手順で取得します。
    • apt-get install linux-image-3.6-trunk-rpi linux-headers-3.6-trunk-rpi
  5. 4.でインストールしたカーネルイメージで起動するよう、以下の手順を実行します。(参考にしたページ)
    • mv /boot/kernel.img /boot/kernel.img.dist
    • cp /boot/vmlinuz-3.6-trunk-rpi /boot/kernel.img
  6. 再起動します。
  7. AX88179ドライバソースの入ったディレクトリに入ります。
  8. make & make installします。
  9. モジュールをロードします。
    • modprobe ax88179_178a
  10. 出来上がり!

これで、Raspberry Piは無事複数NICを持つことになり、あんなことやこんなこともできるようになるなと夢が膨らむことになりました。

ん?

と、まあ、ここまで書いておいてあれなのですが、Raspberry PiくんはUSB3.0なんて持ってません。USB2.0です。 なので、理論値で言っても480Mbpsは越えません。 で、iperfで実測してみたところ、性能は驚きの60Mbpsちょっと。(T_T) ま、そんなもんです。

それでは。

2013/12/23追記

ああ。下のようにやればもっと楽でした。標準のカーネルをそのまま使えるし。。

  1. githubからax88179_178a.koをダウンロード
  2. insmod ax88179_178a.ko