情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢2012Yuzawa Security Workshop 2012

情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢2012から招待をいただきましたので参加してまいりました。
既に13回目?の開催ということらしく、大変歴史のあるワークショップで、いわゆるアカデミックよりの学会スタイルをとっておらず、セキュリティ業界の 方々が集まり徹底的に議論できる場を提供しており、なんと参加者も300名ほどの規模のWSでした。元々、警察関係の方々を中心に開催されていた経緯もあ り、様々な講演は直接現地でなければ聞くことでのきないスペシャルな講演ばかりでした(もちろんいくつかの講演はUstreamでの配信も行われていまし たが、オフレコ的なお話しも多数ありました)。
ちなみに今回は、私ごときを車座会議の座長として、新島学園短期大学の花田経子先生よりお招きいただきまして、セキュリティ人材育成についてのセッションを花田先生と担当させていただきました。今回開かれた車座は以下の通りです。

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1. 「サイバー攻撃について語ろう!」
(座長:辻伸弘氏(NTTデータ先端技術)、根岸征史氏(IIJ))
2.「IDとプライバシーについて!」
(座長:楠正憲氏(Yahoo! Japan)、高木浩光氏(産総研))
3.「インシデント対応と連携について語ろう!」
(座長:杉浦芳樹氏(NTT-CERT))
4.「ソーシャルメディアと市民レベルのセキュリティについて語ろう!」
(座長:七條麻衣子氏(ハイパー研)、一戸信哉(敬和学園大))
5.「セキュリティ人材育成について語ろう」
(座長:猪俣敦夫氏(奈良先端大)、花田経子(新島学園短大))
6.「そこそこセキュリティとセキュリティ・マネジメントについて語ろう!」
(座長:金岡晃氏(筑波大)、頼永忍(情報セキュリティ大学院大))

それにしてもやっぱり産業界とアカデミックのギャップをとにかく感じる議論となりました。
IT-Keysも5年目で色々と見えてきた問題点。それ以上に業界が何を必要としているのか、そのあたりを少し感じ取れた気がします。単に大学などの高等 教育機関に対する期待は残念ながら少なく、業界内のつながり(幅広い人材育成、セキュリティ人材に特化したキャリア形成への展開)、これがやはり重要なこ とのようです(深い議論は別のブログにて書こうと思います)。

それにしてもたった1泊2日でしたが名刺も50枚以上があっという間になくなってしまうほど、多くの交流をさせていただきました。また、スタッフの方々も大変親切で、至れり尽くせりのイベントでした。是非とも来年以降も都合をつけて参加できればと思っています。

引き続き、我々が取り組んでいるセキュリティ教育におきましても、より業界と密接に連携したフレームワークを強化していくよう努力してまいります。

#掲載しました写真は京都大学の津田侑さんからいただきました。ありがとうございました

by Atsuo Inomata (@tama_nara)