プロジェクト

災害に強いクラウドのための広域分散サーバインフラ

インターネット上で提供されるクラウドサービスは社会基盤として必要不可欠なものとなっています。これらサービスは、仮想マシン、仮想ストレージ、仮想ネットワークといった仮想化技術を用いて、物理的なハードウェアに依存せずに柔軟に構成出来るサービス基盤の上に構築されています。

このサービス基盤を広域に分散して配置しクラウドサービスを安定して提供することができれば、災害に強いクラウドサービスを提供することができます。しかし、仮想化技術はひとつのサービスを提供するために複数のシステムが連携し、物理ハードウェアと依存関係が容易には分かりません。もし故障により通信が途絶えてシステム内のデータ同期が崩れたり消失したりすることがあれば、安定したサービスを提供することはできません。

研究課題

広域分散システムを構築する上でデータの一貫性は重要な課題であり、スループット・遅延性能と耐故障性は相反する要素となります。

また、分散したシステムにおいてネットワーク透過性を提供する仮想ネットワークの実現、故障を検知し障害を回避するための監視システムの構築も重要です。 サービスに適した性能・機能を提供するための方法を研究しています。